実は取引量世界4位のポンド

ポンドの特徴
ポンドはアメリカドルが台頭するまでは、世界で最も取引される通貨でした。
今ではアメリカドルに奪われたとはいえ、かつての取引の名残もあり世界で流通する通貨では4番目に多いです。
ポンドの価値は大きく上下しやすいのですが、それは取引シェアが少ないので、少しでも大きく動くと極端に上下してしまうからです。
そのため大きな利益を出しやすくもあり、損をしたときにも大きくなりやすいです。
そして金利が高く、その金利が魅力となっていて資金が集まりやすいです。
取引はロンドン市場が開く時間である、日本時間の夕方から活発になります。
その価値に作用される要因に以外にも原油価格があります。
それはイギリスが資源国で油田があるため、イギリス経済に資源が絡んできます。
ポンドの注意点
ポンドの注意点はなによりその上下のしやすさです。
大きく損をしないためには動向をしっかり把握し、トレードする時期を見極める必要があります。
動向を見るにはいくつかのポイントがあります。
1つはイギリスの中央銀行である、BoEが発表する政策金利です。
イギリスは短期間で政策を変えることが多くみられるので、頻繁に確認しなければいけません。
不動産市場も確認しましょう。
イギリスは持ち家率が高い国です。
そのため、持ち家になる際に発生する多くの消費はイギリスの経済にも影響しやすいです。
また先ほどの金利も、この不動産市場と密接に関連しています。
日本でも金利によってローンの組み方を考えたりしますよね?
イギリスでも同じです。